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CE部



組織


CE部は生命維持管理装置および関連する医療機器の保守管理、操作など工学系の側面から臨床の場に積極的に参加していくことを目標に、院内の独立した組織として平成23年7月に“臨床工学室”として新設されました。

平成27年4月から診療支援部に組織改革され“CE部”として活動しています。現在、救急・呼吸器内科Dr.を部長とし、臨床工学技士2名が人工呼吸器などの生命維持管理装置の操作をはじめ、院内で使用する様々な医療機器の保守点検、整備、修理、管理業務を行っています。

医師や看護師、その他医療従事者と一体となり医療機器の安全確保に努め、患者さんがより安全で快適な院内生活を送って頂けるよう、“縁の下の力持ち”的な役割を担っています。(平成29年8月現在)

基本理念

当院の理念を軸として、医療機器を通じ患者さんに信頼される質の高い医療の提供に努める

基本方針


①医療技術専門職である臨床工学技士という自覚、誇りを持ち、患者さんのために安全で質の高い医療を提供する

②院内外の学会、研修、勉強会などに積極的に参加し、専門的知識および技術の向上に努め、またその努力を惜しまない

③患者さんが安心で安全な医療を受けられるよう、すべての病院スタッフと緊密な連携を図る(チーム医療)

④医療事故を未然に防ぎ、安全で質の高い医療の提供を維持するため、医師・看護師・その他医療従事者に、技術・労力・知識を積極的に惜しみなく提供する

⑤生命維持管理装置および関連する医療機器が安全かつ効率的、また衛生的に医療提供できるよう、常時保守点検、整備、修理、管理することに責任を持って取り組む

⑥チーム内の和を大切にし、業務上において十分な議論を行い、決定事項には全員が従うこと

⑦上司は部下をしっかりと指導し、また部下は上司を敬う上下関係を築き、部内での意見が自由に言える環境を構築する

⑧他施設、他部門との交流を積極的に行い、広い視野が持てる臨床工学技士を目指し、さらに臨床工学技士の地位向上に努める



スタッフ紹介

《CE部スタッフ》

☆出身校:東京電子専門学校・東亜大学
☆所属学会:日本臨床工学技士会
      神奈川県臨床工学技士会
      日本呼吸療法医学会
      日本体外循環技術医学会
      日本医療機器学会
      日本臨床アロマセラピー学会

学会・講習会参加 資格取得

患者さまに安全で安心な医療技術サービスを提供するためには、臨床経験を積み重ねるだけでなく、日頃からの勉強や教育などが必要となります。

そこで、CE部では日々進歩する医療機器に対応するため、医療機器メーカー主催の講習会や研修会に積極的に参加しています。
また、学会や勉強会へも参加し、最新の治療法や新しい医療機器の性能や特徴などを学び、院内において要望があればすぐに対応できるよう知識や技術の習得に努めています。さらに、関連学会認定制度、メーカー認定修理資格を積極的に取得しています。

《3学会合同呼吸療法認定士 ・ 第2種ME技術実力検定 ・ ACLSプロバイダー ・ BLSプロバイダー・
MDIC(医療機器情報コミュニケータ)》


業務紹介

CE部は業務効率化のため、お互いの業務を助け合える協力体制を作りつつ、複数の業務を分担し作業しています。また、私たちは [ 臨床工学技士基本業務指針 2010 ] を基本に業務を行っています。

以下の領域に対し、医師の指示のもと生命維持管理装置の操作運転・管理を行い、緊急時においては24時間365日のオンコール体制で対応しています。

☆医療機器管理業務(中央管理)

主な中央管理医療機器は生命維持管理装置である人工呼吸器をはじめ、シリンジポンプ、輸液ポンプ、ECGモニター、除細動器、カプノメーター、低圧持続吸引器などがあり、院内で共有して使用する医療機器を効率よく経済的に運用するため中央管理業務を行っています。

また、病棟ラウンドを行いスタッフも患者さんも安心して医療機器を使用できるよう努めています。

これらの機器を安全に使用して頂くため、保守点検および定期点検を実施しています。

平成25年度より医療機器管理システムを作成導入し、理想的な医療機器管理業務が可能となりました。

使用後点検・清掃

人工呼吸器・モニター類の保管

ポンプ等の保管

☆人工呼吸器管理業務

病棟で人工呼吸器を装着している患者さんのラウンドを毎日行い、人工呼吸器をはじめ、加温加湿器・回路などの周辺機器が安全かつ適正に作動しているかを点検しています。

医療スタッフの情報を基に患者さんの状態を直接観察し、データや換気条件を考慮しながら医師と連携し管理しています。

近年増加している非侵襲的陽圧換気療法(マスク式人工呼吸器)もマスクフィッティングが少しでも上手くいくように患者に合わせ、様々な種類を準備し、導入時補助など設定・管理をしています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)外来でCPAP導入患者さんに対しての導入指導も行っています。

また使用後はメンテナンス・回路交換・保守点検を行い次回すぐに使用できるよう整備しています。

人工呼吸器点検業務

使用後メンテナンス

☆急性血液浄化業務

医師からの要請・要望があれば可能な限り早急に治療を行います。主に下記の内容で業務を行っています。


▷腹水濾過濃縮再静注法(CART)
癌や肝硬変によって貯留した腹水(または胸水)を濾過・濃縮を行うことで、細菌やがん細胞を除去し、アルブミンなどの有用なタンパク成分を回収し体に戻す治療法
※当院では吸引器を使用し、副作用の少ない安全で効果的な治療が行える『KM-CARTシステム』を採用しています


▷エンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)
敗血症性ショックの原因のひとつである細菌性毒素エンドトキシンを特殊な繊維で吸着し除去します


▷持続的腎機能代替療法(CRRT)
血行動態の不安定な急性腎障害や心疾患および循環器系の合併症を有する腎不全、術後に全身状態が不安定な患者さんにおいて、
1日24時間で過剰な水分、尿毒症物質、電解質をゆっくりと除去・補正する治療方法(CHDF・CHF・CHD・SCUF)
炎症性サイトカインの除去も期待されています


▷白血球/顆粒球除去療法(L-CAP/G-CAP)
L-CAPは潰瘍性大腸炎(UC)や間接リウマチに対して末梢血液中の炎症や免疫機能の悪循環に関与する白血球(顆粒球・
単球・リンパ球)を除去フィルターにより除去します
G-CAPは潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病に対して主に顆粒球・単球を選択的に吸着器で除去します

▷限外濾過療法(ECUM)
うっ血性心不全や肺水腫などの患者さんに対して過剰な水分の除去をします

当院の急性血液浄化業務は症例が少ないため、技術・知識の向上、安全な技術提供を行うべく定期的なプライミング練習、セミナー・勉強会への参加など積極的に行っています。

KM-CART

KM-CART

CRRTのプライミング練習

☆手術室業務

主な業務内容は麻酔器、患者監視装置、電気メス、内視鏡システム、除細動器などの保守・定期点検です。

手術室では専門的で高度な医療機器が多数あるため、機器ごとに点検期間を設け、点検表に基づき漏れ電流測定など定期点検を行い、安全で円滑に使用できるよう努めています。

また、術中の医療機器不具合の早期対応ができる体制を整えています。医師、看護師等と連携し手術室業務を行っています。

電気メスの定期点検

麻酔器の点検

☆院内講習会・勉強会

人工呼吸器などの生命維持管理装置やその他の医療機器を医療事故なく安全に使用するために、院内スタッフに向けて講習会や勉強会を定期的に開催しています。

また、新規導入する医療機器は関係部署スタッフ全員に講習会などを実施し、しっかりと理解して頂いてから導入しています。

新規入職者に対してはもちろん、病棟で依頼があるごとに何度でも医療機器教育を行っています。