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内視鏡センター



ベテラン内視鏡医による検査・治療、女性医師による内視鏡検査が可能です

月曜日から金曜日までのすべての検査・処置日においてベテランの内視鏡医が一貫して検査・治療をおこなっております。

また月曜日の午前の胃カメラ(第2週・4週)、毎週月曜日午後には女性内視鏡医が検査をおこなっており、安心して検査を受けられる体制になっております。

前処置や下剤の工夫をして手軽な検査を実現しています

寝ている間に検査が可能です

皆様の中で胃カメラを受けられた方もいらっしゃると思います。

その多くは内視鏡挿入時のオエとう感じや恐怖感や検査後の膨満感などで「もう二度と受けたくない」と思う方も少なくないと思います。

しかし、胃の病気の中でも特に胃癌は多く放置すると大変なことになってしまいます。

逆に早期に胃癌を見つると手術なしに粘膜下剥離術…(ESD)などで処置できますし、手術が必要な場合でも腹腔鏡下手術で切除することも可能です。

しかし、進行がんになると開腹手術必要になったり、抗癌剤治療を行ってから手術となったり、手術ではなく抗癌剤治療がメインになったりまします。

胃の病気はライフサイクルが早いため年に一度の内視鏡検査をお勧めしています。

ところが先ほど例をあげたように胃カメラに対する検査時の問題のために気楽に検査を受ける体制ができていないのが現状です。
一つの解決策が経鼻内視鏡検査です。
これは鼻から細い内視鏡を挿入することでオエという感じを少しでも減少させるメリットがあります。
しかし意識があり恐怖感がありうること、鼻を麻酔すること、オエという感じがゼロではないこと、細い内視鏡で行うため処置内視鏡には不向きなことがあります。

もう一つの解決策は、内視鏡施行直前に痛み止めと鎮静薬を投与し内視鏡をおこなうことです。
この検査は喉の麻酔は通常と必要としません。メリットとしてはまさに寝ている間に検査が終わることです。
デメリットはあまりありませんが、検査後意識がしっかり戻るまでベッドで1時間程寝て頂く必要があること、車の運転はできないことです。

意識がしっかりとしていれば喉の麻酔はしていなのでお水や食事を摂取することも可能です。
また大腸内視鏡検査と組めあわせて胃カメラの後、大腸内視鏡を寝ている間に終わるということも可能です。


医療機関で胃カメラを勧められた場合にこのようなことを知っておくことで「どの医療機関で検査を受ければ良いのか?」ポイントがお分かりになると思います。

検査薬が大幅に改善されました

図 1 当院では従来のニフレックに加え、モビプレップも新たに採用

大腸内視鏡検査はポリープの大腸がんの発見のために必須な検査です。

しかし、検査薬(ニフレック)を2L飲むのが大変だとおっしゃっています。

この検査薬は大腸の中を綺麗にするためには必須であり、この検査薬の水分だけで大腸の中を洗い流すという特徴を持つため、比較的多くの患者さんに使用できるという利点がありますが、味の面では美味しいとは言えない難点もありました。



最近、この問題点を解決する方法(モビプレップを使用した前処置法)が開発されました。

すなわち、味の面で改善された検査薬と水やお茶との組み合わせで大腸を綺麗にする方法です。
便秘のない方であれば、検査薬1Lと水(やお茶)500mlで大腸が十分観察可能となる場合もあります。
多くの方は1.5L、水750mlと言われていますが、検査薬2Lと1.5Lでは大分違います。
また、前日の食事として今までレトルト食品のような検査食(昼、夕食)を温めて摂取する必要がありました。
これは、仕事を持っている方などには大きな制約でしたが、改善された方法ではキノコ、こんにゃく、海藻類など摂取していけない制限はありますが、検査食は必要なくなりました。
但しすべての患者さんにこの方法が適用できるわけではありませんが、このような方法が開発されたことは福音であると考えます。
詳しくは医師、外来看護師にお尋ねください。

内視鏡後のお腹の張りが少なくなる工夫;二酸化炭素でお腹の張りが大分少なくなります

図 2 二酸化炭素を使用することで検査後のお腹の張りが少なくなります。

胃や大腸を観察する場合、以前は空気で膨らませて観察を行っていましたが、最近では二酸化炭素で膨らませて観察しています。
二酸化炭素は空気より何百倍も早く血中に吸収されますので検査中、検査後の腹部の張りの程度が全く違います。

最新式の内視鏡装置

ハイビジョン内視鏡、拡大内視鏡、NBI(挟帯域光観察)の導入などにより実現

飛躍的に鮮明で高解像拡大画像が得られるため、迅速かつ詳細な診断を行います。

図 3 当院では最新式の内視鏡装置を使用しています。

ヘモグロビンが吸収するように狭帯域化された青と緑の2つの波長の光を照射することにより、血液が濃い茶褐色に染まって表示され、微細血管像のコントラストを増強して画像表示出来る方法で従来見えにくかった病変も観察しやすくなります。

図 4 NBI(挟帯域光観察)

図 5 NBIで観察すると小さな癌が発見しやすくなります。

ジェットスコープと治療用具の導入により早期胃癌に対してESD(内視鏡下粘膜下層剥離術)治療を常時おこなっています

早期の胃癌は内視鏡(いわゆる胃カメラ)で内視鏡で完全に治ることを皆さんご存じでしょうか?

近年の内視鏡治療技術の進歩により、従来不可能であった比較的範囲の広い胃癌に対して、一括切除が可能となり、保険診療が受けられます。

この技術は内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection;ESD)と呼ばれ、我が国で開発された技術です。

2007年に早期胃癌(リンパ節転移のない、進達度の浅い早期の胃癌:多くは胃粘膜に限局するもの)に対する保険医療の適応を受け、その後、2008年に早期食道がんが続いて適応となりました。

図 6 ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の概要

図 7 ESDで使用するITナイフ

病変部を確認し、色素散布を行い、病変を鮮明にし、切除境界を考慮して行く。
病変部よりやや間隔をとり、高周波器具を用いて切除範囲のマーキングを行う。
粘膜下層に局注液を注入し、人工的に浮腫を起こさせ、粘膜病変部を隆起させる。
マーキングを目標に病変奥側から切開を開始し、粘膜下層を切除し病変を剥離させていく。
剥離した潰瘍面の血管・出血部位に対して十分な止血処置を施行していく。
これにはITナイフなどの特殊な器具を用いて行います。

早期胃癌に対する胃粘膜下層剥離術は確実な内視鏡治療であり、胃を残すことができることから患者さんに対して大きなメリットがあります。

若草病院では処置後約8日程度(全体で9日程度)の入院で行っております。

仮想大腸内視鏡検査(大腸CT検査)をおこなっております

大腸CT検査とは、内視鏡を使わない大腸検査です。

大腸を炭酸ガスによって拡張させ、新型のマルチスライスCT装置を用いて撮影することで大腸3次元画像を簡単に得ることができます。

また、大腸CT検査はCTコロノグラフィ検査、仮想大腸内視鏡検査(ヴァーチャル大腸内視鏡検査)、大腸3D-CTとも呼ばれており、内視鏡検査と比較して苦痛が少ないと言われ、短時間で検査することが可能です。

当院では手術前の精密検査としておこなっております。