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外科



外科のご紹介

外科では消化器を中心とした疾患の手術治療を行っております。具体的には胃がんや大腸がん・肝胆膵がんなどの悪性疾患や、ヘルニアや胆嚢結石・痔疾患などの良性疾患、急性虫垂炎や腸閉塞などの救急疾患を扱っています。

特にヘルニアについては周辺地域では最も症例数の多い施設の一つとなっており、患者様のご希望に沿い、3泊4日の入院手術から場合によっては日帰り手術までお待たせすることなく柔軟に対応させていただいております。

手術は患者様の侵襲を少なくするために可能な限り腹腔鏡による手術を積極的に行っています。

特に早期胃がんやほとんどの大腸がんに対しては、腹腔鏡補助下手術を行うことで出血量を減らして傷を小さくし痛みも少なくして患者様の負担を減らすようにしています。

消化器がんについては手術のみではなく、横浜市立大学附属病院との連携のもと最新の抗がん剤治療や終末期の患者様に対する緩和医療にも積極的に取り組んでいます。

また、最近患者数の増加傾向にある乳がんに対してマンモグラフィや超音波検査、MRI検査の設備を整え、乳腺外来・乳がん検診を行っています。

2017年4月からは新しく経験豊富な3人の常勤スタッフと5人の非常勤スタッフがそろい、個々の患者様に応じた最適の治療・最新の医療をご提供すべく診療にあたっております。

主な疾患

鼠径ヘルニア
若草病院の外科が、他院の先生方からよくご紹介いただく病気の一つが鼠径ヘルニアで、別名、脱腸と呼ばれているものです。

鼠径ヘルニアは、足の付け根あたり(鼠径部)のおなかの壁の弱い部分から腸や脂肪などのおなかの中の臓器が飛び出して膨らむ病気です。
最初はおなかに圧をかけると膨らみ、寝るとその膨らみがなくなります。放置しておくとその膨らみは徐々に大きくなり、時には痛みを伴うようになります。

最後には陥頓といって飛び出した腸や脂肪がもとにもどらず、鼠径部が膨らんだままになってしまうことがあります。

鼠径ヘルニアを薬やヘルニアバンドで治すことは不可能で、治療するには手術をするしかありません。手術では鼠径部のおなかの壁の弱い部分にメッシュのシートを埋め込み、腸の飛び出す穴をふさいでヘルニアを治します。

アプローチの方法は大きく分けて二通りあり、腹腔鏡を使い腹腔内からアプローチする腹腔鏡法と鼠径部の皮膚を切開して前方からアプローチする前方鼠径法とがあります。いずれも長所・短所がありますので、患者様ごとに最も適した方法を選択するようにしております。

当院では積極的に鼠径ヘルニアの治療に取り組んでおり、常に最もお役に立てる治療を患者様に提供できるよう努力しております。


急性虫垂炎
虫垂は右下腹部にある盲腸の下端にある細長い臓器で、この虫垂に炎症を起こしたものが虫垂炎です。

主な症状は腹痛(特に右下腹部痛)や吐き気、嘔吐、発熱などで、おなかの症状やCT・超音波検査・血液検査で診断をします。治療は、炎症の程度によって軽症であれば抗生物質による保存的治療を行い、重症であれば手術治療(虫垂切除)を行います。

手術する場合でも緊急にではなく、抗生物質で炎症を一旦落ち着かせてから日を改めて行う場合もあります。以前は開腹して虫垂を切除していましたが、現在は腹腔鏡による虫垂切除術を標準的な方法として行っています。


胆嚢結石
胆嚢は肝臓で作られた胆汁という消化液を蓄える臓器で、胆汁の成分の変化や大腸菌などの細菌の感染で石ができてしまうのが胆石症です。
胆嚢の中にできる石を胆嚢結石、胆管という胆汁の通り道にできる石を総胆管結石と呼びます。

総胆管結石は内視鏡を使って石だけをとって治しますが、胆嚢結石は手術をして胆嚢ごと摘出することで治します。手術は、胆嚢に高度の炎症を伴っている場合は開腹で行う場合もありますが、基本的には患者様の負担を少なくするために腹腔鏡下で胆嚢を摘出しています。


痔、肛門疾患
痔とは肛門や肛門周辺におきる病気のことで、代表的なものとして痔核(いぼ痔)・裂肛(切れ痔)・痔瘻の3種類があり、痔核はさらに内痔核と外痔核に分けられます。

症状の軽い痔核は坐薬や軟膏を使って保存的に治しますが、それ以外は手術治療が必要となります。

当科ではこれらの痔疾患についても積極的に治療を行っています。


ALTA四段階注射療法
ALTA四段階注射療法とは、脱出する内痔核を手術ではなくジオン(R)の注射により治そうとするものです。

ジオンは硫酸アルミニウムカリウム及びタンニン酸を主成分とした薬液(ALTA)で、内痔核に注入すると硫酸アルミニウムカリウムによって痔核の間質に炎症を起こし、痔核の硬化・退縮を起こします。

従来は手術による治療が行われていた肛門から脱出する内痔核にも治療効果が認められています。

手術に比べ、治療後の痛みや出血といった合併症が少なく治療期間が短くて済むという利点があります。

注射の方法は、従来の硬化療法とは異なり、「四段階注射療法」というより高度な手技が必要となります。

1つの痔核について、4つの部分(上極部粘膜下層・中央部粘膜下層・粘膜固有層・下極部粘膜下層)に分割して投与します。

内痔核脱出の症状には約100%、出血には約90%の効果があります。ただし永続性については結紮切除手術には及ばず、脱出が高度の痔核では約16%の再発率が報告されています。

また、全く副作用がない訳ではありませんので、十分に医師から説明を聞いて納得した上で治療を受けてください。この療法の効果には速効性があり、手術と従来の硬化療法との中間に位置付けされるもので、内痔核治療の新しい選択肢として注目されています。

当院でALTA四段階注射療法を受けることができます。脱出する内痔核でお悩みの方は是非ご相談ください。

手術件数

2013年 2014年 2015年
胃癌 開腹 6 6 0
腹腔鏡 0 5 3
結腸癌 開腹 8 8 8
腹腔鏡 2 0 2
直腸癌 開腹 12 5 1
腹腔鏡 1 0 0
虫垂炎 12 14 10
胆石症 開腹 0 0 1
腹腔鏡 19 21 26
鼠径ヘルニア 鼠径法 98 12 41
腹腔鏡 69 152 150
その他ヘルニア 9 6 6
痔・肛門 7 5 10
その他 38 39 33
281 273 291

外来医師担当表

※医師名の左側に記載している「○」は、各診療科部長を表しています。
初診
再診
午前
(8:30~11:30)
〇簾田 康一郎 坂本 里紗 三邉 大介 三邉 大介 坂本 里紗
再診 午後
(12:30~15:00)
足立 祥子
(乳がん検診)
菅江 貞亨
(乳腺)
小林 侑華子
(乳がん検診)

スタッフ紹介

医師名 職位 専門分野 専門医資格等
簾田 康一郎 診療部長
外科部長
地域包括センター長
内視鏡センター長
消化器外科
外科一般
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会高度技術指導医
日本大腸肛門病学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本胆道学会指導医
日本消化管学会専門医・指導医
日本乳癌学会認定
三邉 大介 医長 腹腔鏡手術 日本外科学会認定医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器病学会専門医
消化器がん外科治療認定医
坂本 里紗 医長 消化器外科
外科一般
菅江 貞亨 非常勤 乳腺 日本外科学会専門医
日本乳癌学会専門医
足立 祥子 非常勤 乳がん検診
小林 侑華子 非常勤 乳腺