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整形外科



整形外科のご紹介

概要

整形外科では頭部を除く骨、関節、筋肉、神経などの運動器の疾患や外傷を診療しています。
運動器こそが動く生物(動物)の原動力であり、運動器の障害は健康寿命や生活の質に直結する重要なものです。
適切な運動器診療を行うことにより、人生の生き甲斐や人生の質に役立ちたいと思います。

特徴

① 「平潟町整形外科」
②  骨折治療
③  手の外科、上肢の外科 (肘関節周囲から指先まで)
上記の他にも足の障害、変形 (外反母趾、後脛骨筋腱機能不全症候群、外側側副靭帯損傷、変形性足関節症など)も行っております。
また膝、股関節の変形性関節症に対する手術も今後スペシャリストと協力して積極的に行っていく予定ですので御気軽に相談して下さい。
ここで診療方針として心に留めておこうと思っている言葉を紹介します。

「医とはサイエンスに基づいたアートである」William Osler(1849-1919)

荒井保男による『生きる糧となる医の名言』(中央公論新社)でのこの言葉の解説では
医はサイエンスに基礎づけられたものでなければならないが、そうかといって、単なるサイエンスでもなければ単なる技術でもない。長い間の学問と体験によって得られた知識と技術を、病める人の体と心の中に持ち込んで、個性を十分に考慮しながら適応し対処するもので、そのようなものがアートなのである。
その際、病める人の悩みを感じとることのできる感性の豊かさが求められるし、病める人に癒しを与えることのできる教養の豊かさとヒューマニティが求められるであろう。

とあります。

生命の複雑さ、個々の多様性があり、何でも「科学(サイエンス)」で紋切り型に治療方針が決められるわけではないと思っています。 種々の患者背景を考慮し、医師の経験や感性そして情熱が必要ではないでしょうか?

サイエンス=確実な知識に経験、感性、情熱を加えたアートを目指します

① 「平潟町整形外科」
若草病院の周囲にはいわゆる整形外科クリニックが少ない地区だと認識しております。
総合病院として果たすべき役割はもちろんながら、その一方で「平潟町整形外科」として地域の運動器のかかりつけ医としての役割をはたして行きたいと思っております。
下記に少々専門的なことも書いておりますが、あくまで看板メニューの一つです。
幅広い運動器疾患に対応しますのでお気軽に受診してください。

② 骨折治療
「骨折をした時、もしくは骨折をしたかもしれない。」
当院では骨折治療を積極的に取り組んでいきます。
骨折治療における"Global Standard"と呼ばれるAO trauma理論になるべく沿った治療を行います。
(AO traumaに関する詳細は下記に説明があります)
手術が必要かの判断は科学的な根拠に基づいた治療を基本としております。しかしながら個々で事情は異なります。したがって必ずしも教科書通り的な治療がベストとは限りません。同じ骨折でもある人は手術をした方がいいが、他の人では手術をしない方がいい場合もあるでしょう。当院では科学的な根拠と一人ひとりの患者背景にあわせた多様性を併せ持つオーダーメイドの骨折治療を行います。
「手術が必要になった、どうしよう」
豊富な骨折治療の経験はもちろん、当院の手術においては術前計画を非常に重要視しております。
設計図なしに家を建てるようなことはしません。どのような骨折がしっかり分析し、機能回復へのbestな手術方法を選択します。どのように骨折部を整復し、どのように固定するか、どのインプラントを選択するか、どのサイズのインプラントをどの位置に設置するのか?綿密な計画のもと手術を行います。
我々にとってのone of themではなく患者さんにとってのonly oneの手術です。任せて頂いた以上、Best Effortでいきます。

(鎖骨骨幹部骨折の手術計画の例)

「今じゃなくて以前、骨折したところが不自由…」
以前の骨折でお困りのことがあれば是非相談してみてください。
もしかしたら解決方法があるかもしれません。
※骨折は後述する手や上肢に限らず診療可能ですので安心して受診してください。
AO traumaについて
AO (Arbeitsgemeinschaft für Osteosynthesefragen) は、1958年スイスで13名の外科医によって創設された骨折治療に関する研究グループです。約50年の時を経て、国際的、外科的、そして、科学的な研究財団(Foundation)へと発展し、世界各国12、000人以上の整形外科医・外傷医、手術室看護師(ORP)、獣医師が所属する世界有数の学術的組織となり、外傷及び骨接合法における"Global Standard"と呼ばれるほどになりました。
2010年には、より高度で専門的な外傷治療を目指す外科医に臨床・教育・交流の場を提供することを主な目的としたAO Traumaが設立されました。(AO trauma japan websiteより)


http://trauma.aojapan.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=22

③ 手の外科、上肢の外科 (肘関節周囲から指先まで)
手は極めて繊細で複雑な部位でその機能の多彩さから、文明の発展に手は多大な貢献をしたものの一つです。
他の部位はいたって健康なのに指一本に障害があるだけで生活の質は著しく落ちます。
もしも手や上肢 (肘関節周囲~指先)のことで困っている方がいたら我々は力になりたいです。

手の外科であつかう主な障害、疾患は下記のようなものがあります。

A 外傷
手や上肢の外傷は機能障害に直結することが多く、受傷後早期から適切な対応が求められます。
しかし適切な初期治療をすることで、後の機能障害をより少なくすることが可能です

1) 手指の骨折、手関節・肘関節の骨折
特に手関節の骨折 (橈骨遠位端骨折)に関しては様々な治療オプションを有していると自負しております。
a.保存的治療
b.手術療法 (ロッキングプレート固定、髄内釘固定、創外固定、関節鏡併用ロッキングプレート固定術)
→骨折の状態、患者要因 (年齢、性別、職業)などに合わせた治療が可能です。

2) 靱帯損傷

3) 手の筋肉・腱断裂
筋・腱断裂は外傷によるものだけではなくスポーツなど、急激に力を入れることで生じる皮下断裂があります
ラグビー選手に生じる指の屈曲障害(ジャージー外傷)が有名です
また、「たかが突き指、されど突き指」 指の伸展障害を生じる腱性マレット指や実は骨折がある場合もあります。

4) 手・前腕の神経断裂
神経を縫合したり、縫合しても回復の可能性が低い場合は腱移行などの方法で機能回復を図る場合もあります。
また、外傷のみならず腱鞘炎やしびれをきたす疾患、腫瘍など幅広く対応しています。

5) 骨折の変形治癒
手術せずに保存的に治療したけど曲がったまま癒合してしまって機能が低下している場合があります
装具や変形矯正骨切り術で改善する場合もあります。
もちろん他の医療機関で治療や手術をしたけど、機能回復が思わしくない場合もできる限り対処したいと思いますので受診してみてください。
B 炎症性疾患
腫れや熱を持っている状態を炎症といいます。

1)手・前腕部の感染
一般細菌感染(化膿性関節炎や骨髄炎など)、特殊な菌による感染(結核菌や非結核性抗酸菌感染症など)。
抗菌薬による治療や外科的に洗浄を行います。

2)関節リウマチによる手・指、肘関節障害
リウマチ・膠原病に伴う関節障害、腱断裂等です。

3)機械的刺激による炎症
代表的なものに腱鞘炎があります。ばね指、指腱鞘炎、ド・ケルバン狭窄性腱鞘炎、上腕骨外上顆炎(テニス肘)などです。
C 絞扼神経障害
手関節部・肘関節部でなどで何らかの原因で神経が圧迫されて生じます。

1)手根管症候群
手関節部で正中神経が拘扼される神経障害です。母指(親指)〜中指のしびれがあり進行するとつまみ動作に支障をきたします。

2)肘部管症候群
肘関節の内側で尺骨神経が圧迫される障害です
スポーツや手を使う作業に従事する方に多くみられます。小指側の痺れとして出現し、進行すると手部の筋肉が萎縮し様々な障害がでます。

3)その他
前骨間神経・後骨間神経麻痺、ギオン管症候群など
D 変形性関節症
多くは加齢に伴うものですが、職業やスポーツ活動、外傷や素因に関連したものも少なくありません。

指先に近い関節症はヘバーデンHeberden結節、指中央の関節症はブシャールBouchard結節といいます。
また親指のつけ根の関節症は母指CM関節症といいつまみ動作の際に痛みが出ます。

1)変形性手関節症
外傷後や重労働により生じます

2)変形性肘関節症
スポーツマンや重労働に従事する方にしばしばみられます。関節可動域制限と時には肘部管症候群の一因となります
E 手の腫瘍
手や前腕の腫瘍は良性のものがほとんどであり、当科では通常、良性腫瘍を治療対象としています
(悪性腫瘍が疑われる場合は治療可能な病院に紹介します)
【手外科、肘外科外来について】

第2、4 水曜日 14:30-16:00

「手外科、肘外科外来」と称して外来日を拡大し、隔週で水曜日午後の時間に専門外来を開設して手や肘の疾患・外傷に取り組んで行きます。

注:整形外科午前中の一般、外来受診も可能です。より専門的な治療が必要となる場合には「手外科、肘外科外来」を受診ください。

外来医師担当表

※医師名の左側に記載している「○」は、各診療科部長を表しています。
初診
再診
午前
(8:30~11:00)
木場 健 片山 裕貴 木場 健 関屋 辰洋 木場 健
午後 装具外来
(12:30~15:00)
(予約制)
手外科・肘外科外来
(12:00~15:30)
第2・4水曜日

スタッフ紹介

医師名 職位 専門分野 専門医資格等
木場 健 部長代行 整形外科一般
上肢の外科 (手、肘)
小児外傷
外傷救急
(脊椎を除く小児、成人を伴わない四肢外傷)
日本整形外科学会専門医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本体育協会公認スポーツドクター
片山 裕貴 非常勤